ホヌと私と月の虹~お嬢~

日々の出来事などを、ゆるく綴って行きたいと思います。

母の看病の中で

私は25歳で母を亡くしています。その時のショックと言ったらもう・・・。


バツイチの私ですが、今の主人じゃない、前夫の時の話。

姉弟から助からない母の命を電話で聞かされ、前夫に告知したら

鼻で「ふっ」と一瞬笑いました。え?と違和感を感じましたが、

入院する母の看病をしに行く私、


最後だから親孝行をしたいのは誰でも当たり前の感情だと思います。

それでも前夫には家を空けるのを悪いと思い、月に二回か多い時は週一回看病へ行きました。


そんな私に前夫が急に言って来ました。

「病院に行きすぎじゃないか?なんでそんなに看病に行きたがる!

姉も弟も向こうにはいるじゃないか?そんなに行くなんて頭おかしいんじゃないか?」
私、

「えっ?母が病気になり二か月位経っても、4回位しか行ってないのに、

あなたには悪いと思ってこれでも我慢して行ってないんだけど、

末期の親に会いたいのは普通の感情だし、会っておきたいのも

ふつうの考えなんじゃないの?」

何を言ってるんだろうこの人・・・死にゆく親に会いに行くなとは?

告知されて3か月の命の母、あと1か月しかないのに会いに行くなとは?

行かせてくれないとは!なんて心の無い悪魔なんだろうと。勿論規制されました。

父親も姉弟も私に、来れないのか?顔を見に来てやってくれ、と電話もありました。

その度に

「又、行くのか!お前の父親も姉弟もおかしいんじゃないか?」

私も言いました。

「又ってあれから2週間も行けてない!私は母に会いたいの!何があろうと今日は行く!」



そんなこんなで、母親の葬式が終わったら、前夫の事が気持ち悪くなり、

触れられるのも嫌悪感が走り、歳も私よりかなり年上だったので、

私のこの若い身体をこんな人に触らせてなるものか!

この良い時の私の身体をこの人の為なんて、勿体無い!苦しめ!

って感情が湧き、一切触れさせず、生殺し状態にし、

離婚の決意をしました。



すがるあの人がとても滑稽でした。上から見下ろしたことが今でも思い出します。

「今までのこと、反省する、母の事は悪かった、だからお願い!わかれないで!」

今更・・・・

今更・・・・なんだよ!この、クソオヤジ!と、2日後に出て行ってやりました。


何だかみんなに知ってほしかった。すっきり!


※あとで考えれば嫉妬が凄い人なんだと思う、じぶんは車にはポンポンと湯水のようにお金を使い

気に入らないと2か月後には買い換えてる。

私には私の給料で家賃、食費、保険金、全部出せ、俺は光熱費(あの当時は2万位)だす。

私が稼いだ給料を残さず使わせることで、浮気へ走らないようにしていたんだと思います。

私が若いから世間知らずだから従っていたのもあったと思います。

当然食費が足りず、5千円くださいとか言うと、

「何に使ってんだ?お前の給料ですべてやれと言ったよな?」


「すべて支払うと、食費1万位しか残らないの、だから協力してください、

それでなくても毎日手作り弁当、漬物も毎日作れ、朝はご飯、味噌汁、

夜は3種類のおかずだなんてましてや、瓶ビールだし。

私も限界なの、光熱費しか出さないんだから、沢山給料のこりますよね?協力してください!」

と、しぶしぶ出してきた後の一言・・・

「俺から貰ったこの金の使い道を全部見せろ!レシートを全部見せろ!」

あほじゃないかと。私なんか何一つ買ってもらってないし。買えないのに。