ホヌと私と月の虹~お嬢~

日々の出来事などを、ゆるく綴って行きたいと思います。

部下

私より5歳年下の主人には、右腕とも呼んでもおかしくない部下が居ます。女性独身です。

とにかく聞いてると、責任感が強く、体調を崩しても出勤してくるような女性らしいです。

帰れと言っても、ぎりぎりまで頑張ると言い仕事をしていくようです。

とても信頼のおける部下ようです。男性が一目置くような女性なので頭の回転も良いんでしょうね^^

そんな彼女から私へ、小さいかわいらしい香水を頂きました。

ほのかにバラの香りのする、匂いのきつくない上品な香り❤

偶然にも自分の買った香水と同じものを友達から頂いたらしく、同じのがあると言えず貰ってきたようですが、

二つは要らないと言う事で、

「奥様に」と主人に持たせてくれました。

仕事での信頼関係って大事だと思います。こういう方がいるなら主人も安心して仕事をしてこれるようです。



私は心配じゃないか?・・・香水の意味にはもう一つの理由もあるかもしれない・・・。

そうだな〜、女性の部下が出来たという事を聞いた時点で、覚悟はしています。

仕事人間、残業の毎日。企業戦士と言うの?仕事で頭が一杯、そんな中で部下が自分の下で一生懸命動いてくれれば

もしかしたら、なにかしらの錯覚をおこして、お互い好きになるかもしれない。

苦楽を共にしている時点で、共同体と言う、意識が湧きあがりますからね。


そういう主人なので、私が高熱を出して、フラフラの身体で車を運転して点滴を毎日受けに行くようなことがあっても、

主人は私を病院までは連れていく余裕がありません。

あきらかに、生理でもない異常出血を起こした時も、冷や汗を体全体から垂れ流し、

服を汗でびちょびちょにした時も、一人で耐えてました。

痛みで汗が噴き出し、かがみ込んだ床にとめどなく冷たい汗が、ぽたぽたと滝のように垂れていたのを覚えてます。

その出血の中に、たまたまナプキンに付いていたのですが、

生卵を割った時についてくる白いへその尾のようなもの、その先には黒くてしわくちゃの硬い何かが付いてました。

主人にメールをした後に気を失ったんです。

気付いたのが何時間後かな?主人からの電話でした。とにかく生きてますと言うのがやっとで、

帰ってきて欲しいけど。帰ってこれないのは今に始まったことではないので。(多分あの時帰れないと言われたと思います。)

すぐ電話を切りました。

ずいぶん経って、思い出したとき、

「私あの時、流産したんじゃないか?」と言う思いがしてなりません。

へその尾の様なものの先に付いた、あの黒いしわくちゃの塊はもしかして、

わたしたちの赤ちゃん?

その時はなんなのか分からず、トイレに流してしまったのですが、

あれが本当にそうなら、わたしは何ていうことをしてしまったのかと、悔やむ日々です。


主人は私に愛情と言うものがあるのでしょうか?何も言わない私が便利で仕方がないのでしょうか?

休みの日にはとても優しいと思いますが。部下からの電話は、8割かかってきます。

なので結論から言いますと、きっとラッピングまでとは言いませんが、

そうなったらきっとあちらに行かせるんじゃないかと思います。

これを読んだ仕事が忙しくて仕方がないという旦那様方、どうか早く帰る日を一週間に一日でもいいです、作ってください。

そして、少しでもいいです、奥様の話を聞いて下さいね。夜中にしか帰らない旦那様をとても心配してると思います。

言えないだけなんですよ!それが当たり前に自分を待っていると思うのは、大間違いなんです。

もしそれが日常ならば、言葉や態度にしてねぎらってあげてください。